継続・改善の工夫

ADHDの私が継続して仕事をするためにまず始めたこととは?

あなたは何かを継続して毎日続けていることはありますか?

日記をつけることや筋トレをすることなど、毎日続けている人は意外と多いのに

自分がなぜ毎日続かないのかと悩んだ経験を持っていませんか?

 

私もそうでした。何かを始めようと思っていても、結局毎日続かないのです。

ADHDの特徴として衝動的に行動を起こしてしまうということや、注意力が散漫になってしまうということが上げられます。

そのため毎日のタスクもうまく処理することができず、結局のところ尻に火が付くまで行動しないということが多々ありました。

 

しかし、あることを変えることで継続することができることが増えました。

今日はそうしたことについて解説します。

 

継続できない私がまず始めたこととは?

毎日継続して仕事やタスクを対応するように、と言われた経験はありませんか?

私もそうしたことを指導されてきました。

しかしADHDを持つ自分としては、注意が散漫になったり、衝動的な行動に写ってしまって

なかなか毎日タスクを完了させることが難しいのです。

 

その状態ではなかなか仕事を続けていくことが難しいと感じた私は、

どうにか継続できる方法を考えなければいけませんでした。

 

そこでまず自分の特性を理解することから始めました。

自分がタスクを継続してできない理由の一つに、注意力が散漫になってしまうということが上げられます。

一つのタスクを繰り返し行っていても、

「あれやったかな?」

「あれを忘れていた」

「しまった!今対応すべきこれが残ってる」

などの思考が巡ってしまい、正直今行っている作業が手につかないということは多々あります。

特に疲れがピークになり始める夕方はそれが顕著に表れてしまうのです。

 

しかし、自分の特性として、仕事以外のことに思考が取られることはあまりなかったので

集中して行わなければいけないことなどは午前中、特にブログ関係に関しては朝起きて出社する前に終わらせておくなどのことが一番効率よくできるとわかりました。

午後や帰社後に関しては、残務処理に充てるということを徹底することが

自分にとって一番効率の良い仕事方法なんだと理解することができました。

 

また、残務処理を行う際にも、自分が帰ってきてから何をしなければいけないのかの一覧タスクを

メモやエクセルで作成しておくと、自分が今何をしなければいけないのかが明確になりますのでおすすめです。

 

継続は努力よりも仕組みで変えていくことが重要だと気付いた

継続できないのは自分の努力不足が原因ではなく脳の仕組みの問題だと気付いたのです。

なので集中力を鍛えたり意志を強く持ったりするということよりも

まずは脳に頼らずに仕組みでしっかり対応するということから始めました。

例えば予定は覚えておくことは絶対に不可能です。

ADHDの私は、どんなに大事な予定でも頭の中だけで覚えておくと必ず忘れます。

そのたびに「自分はダメだ」と落ち込むのではなく、覚えない前提で仕組みを作りました。

それが「紙のスケジュール帳を持ち歩く」ことです。

スマホのアプリも試しましたが、スマホは他の通知やSNSに気が散りがちなので、私には紙の方が合っていました。

人と約束をしたら、その場ですぐにペンで書く。

頭では絶対に覚えない。

これを徹底することで、予定忘れが劇的に減り、仕事の信頼を少しずつ取り戻せました。

 

最後に大切だったのは、「失敗しても自分を責めすぎない」ことです。

ADHDの特性は工夫してもゼロにはなりません。

どれだけ仕組みを作っても、うっかりは必ず起こります。

でも、それを「やっぱりダメな自分」と決めつけるのは逆効果でした。

私はミスをしたとき、「自分が悪いのではなく、仕組みが足りなかっただけだ」と考えるようにしました。

ミスした原因を責めるのではなく、「次に同じ失敗をしないための新しい工夫」を一つ追加する。

この繰り返しで、自己嫌悪の沼から抜け出せるようになりました。

 

どうしても自分の疲労感と共に、思考の散漫が顕著になりがちになります。

特にやるのがめんどくさいと感じるもの、

作業時間が長いものなどに関しては後回しにする癖がありますので、

やっておくべきことは先に消化しておくのがおすすめです。

ぜひこうしたタスク整理を行うことを心掛けてみてはいかがでしょうか?

 

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