継続・改善の工夫

タスク管理が困難だった自分が成功して使っているツールと使えないツールとは?

皆さんは、タスク管理がうまくできずに注意された経験はありませんか?

私は日々の業務の中で、タスク管理が大の苦手だと感じています。

やるべき仕事を整理整頓できず、日常的なタスクが疎かになってしまうことがよくあり、

その結果として上司に怒られることも少なくありません。

 

これまでさまざまなタスク管理ツールを試してきましたが、

使い勝手が悪くて続かなかったり、逆に管理が複雑になってしまったりすることも多々ありました。

しかし、試行錯誤を重ねる中で、「これなら続けられそうだ」と思えるツールに出会うことができました。

今日は、その中でも特に私にとって使いやすかったタスク管理ツールをご紹介したいと思います。

同じようにタスク管理に悩んでいる方の参考になれば幸いです。

 

ADHDを抱える私が使いづらかったタスクツールについて

ADHDを抱える人には、タスク管理が苦手という特徴があります。

集中力を長く保つことが難しく、やるべきことを忘れてしまったり、マルチタスクや整理整頓がうまくできなかったりする傾向があります。

しかし、仕事をする上でタスクを忘れることは大きな問題につながりかねません。

重要な作業の抜けや遅れは、業務全体に支障をきたす恐れがあります。

そのため、自分に合った方法でタスクを管理することは非常に重要です。

 

私にとってもあなたにとっても、どのツールが自分にとって使いやすいのかを早めに見極めることが、仕事を円滑に進めるうえで重要になります。

タスク管理の手段は人によって異なりますが、

自分の特性に合ったツールを見つけることで、負担を減らし、ミスを防ぐことができるのです。

 

その上で私が普段から利用しているツールをご紹介してみたいと思います。

 

まずはchatworkです。

これは会社の中で利用している連絡ツールなのですが、

タスク管理としても利用することができます。

自分が忘れてはいけないタスクをボタン一つでタスク化することができますので

それぞれのスレッドでタスクにしてしまうことが一番忘れにくい内容になると思います。

 

今までいろいろなタスクツールを利用してきましたが、これが一番使いやすいですかね?

他にも使ってみたツールはこうしたものがあります。

  • jooto
  • Todoist
  • TimeTree
  • Googleカレンダー

こうしたタスクツールやカレンダーを利用してきましたが、なかなかうまくいかないというのが正直なところでした。

その理由としては、タスク管理ツールが様々なところにあると、結局それを見ないという状況になってしまっていたのです。

ポップアップが上がってきても、そのポップアップが多すぎると集中がそがれてしまい、結局見なくなるということが多々ありました。

 

そのため、私の中では携帯でポップアップが上がるというタスクツールは特に使いづらいものだと感じました。

ADHDだからこそ使いやすいタスクツールについて

その中でも私自身が一番使いやすかったツールとしては、メモ書きだと思います。

 

  • デスク上にメモを書いておいておく
  • ポストイットでタスクを記載して目に留まるところにおいておく
  • 手帳を開いたらタスクを見ることができる

 

こうしたツールを利用することが一番やりやすいなと感じました。

つまり自分の意思とは別のところでタスクが飛んでくると、

その時にやっていた集中がそがれてしまう可能性があるので、

自分が注力して確認できるところにタスクを置いておくという方法がいいのではと思っています。

 

ただし、どうしても忘れてはいけないタスクに関しては

携帯のリマインダーツールを利用しています。これも必要最低限にしています。

 

まとめると、自分はタスクのポップアップで集中力がそがれてしまい、

その時対応していた仕事に手がつかないということがありますので、アナログな方法を使っ対応しています。

そのため自分としては自分が使いやすいツールを用いて、極力ポップアップが上がらないものを利用するほうが集中できるのではないかと感じています。

 

ADHDは自分だけのタスクツールを探す旅に出よう

ADHDを抱えている人にとって、タスク管理は日常生活や仕事において大きな課題となります。

集中力の維持が難しかったり、注意がそれやすかったり、やるべきことを忘れてしまったりする傾向があるため、一般的な方法やツールではうまく機能しないことが少なくありません。

だからこそ、自分に合ったタスク管理ツールを見つけることは非常に重要であり、

それはまさに「自分だけのタスクツールを探す旅」に出ると表現してもいいのではないでしょうか?

 

ADHDの特性にフィットするツールは人によって異なります。

たとえば、視覚的な刺激に反応しやすい人であれば、色分けができたり、アイコンやカレンダー表示があるツールが効果的です。

一方で、音によるリマインダーや通知が有効な人もいれば、手書きでメモを取るスタイルがしっくりくる人もいます。

つまり、「これさえ使えば誰でもうまくいく」という万能のツールは存在せず、

自分の特性に合わせてツールを試行錯誤しながら選ぶ必要があるのです。

 

ちなみに私は視覚的な情報を利用することが一番わかりやすいです。

ポストイットの色別に優先順位が一目で分かるようにしています。

 

また、自分に合ったタスク管理ツールを見つけることで、

ミスや忘れごとが減り、仕事のパフォーマンスが向上するだけでなく、精神的なストレスの軽減にもつながります。

タスクをうまく管理できないことで怒られたり、自分を責めたりしてしまうことが続くと、自己肯定感が下がってしまう原因にもなりますよね?

逆に、自分に合った方法で物事がスムーズに進むようになると、

自信も生まれ、仕事や生活に対する前向きな姿勢が育ちやすくなります。

 

そのため、ADHDを抱えている人は、ぜひ自分だけのタスク管理ツールを探す旅に出ることをおすすめします。

時間がかかるかもしれませんし、何度か挫折することもあるかもしれませんが、

その過程で自分の特性や行動パターンをより深く理解できるようになります。

そして最終的には、自分らしく無理なく日々を過ごすための最適なパートナーに出会えるはずです。

自分を責めるのではなく、自分に合ったやり方を見つける。

それが、ADHDのある人にとって、タスク管理を乗り越えるための第一歩なのです。

 

同じような経験をしているという方のお役に立てれば幸いです。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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