継続・改善の工夫

ADHDの私がおすすめする時間管理ツール4選

ADHDの私は学生時代から時間管理が難しく、不注意や多動性、衝動性などの特性によって困難を伴うことが多いです。

そのため、どうしても予定時間に遅れてしまうことや、タスクが遅くなってしまうなどの問題を抱えています。

こうした問題は社会人になっても続いており、仕事の中におけるタスク管理や仕事の時間管理は問題になっていました。

しかしながら、ADHDの時間管理は様々な対策を講じることで時間管理は可能になるといっても過言ではありません。

時間が守れないなどの問題は、現代ツールを利用することで解決する方法を、私が実践してよかったものを今日はご紹介したいと思います。

目次

・なぜ時間管理が難しいのか?

・ADHDの私が使ってみてよかった時間管理ツール5選

・ADHDの時間管理ミスは治せる

ADHDの人はなぜ時間管理が難しいのか?

ADHDを抱える私は、気が付いたらあっという間に時間が経っていたということがしばしばあります。

それはADHD特有の衝動性や多動性という問題だけでなく、過集中という状態に入ってしまうと、一つの物事に没頭してしまうという症状の一つが原因になって起こる症状です。

過集中は「没頭している」というポジティブな捉え方もできますが、逆に仕事にタイムリミットがあったり、約束があったりすると、その過集中は逆に問題になってしまいます。

何より仕事は多数のタスクを処理していかなければいけませんから、一つの物事に没頭してしまうと、ほかのタスクが手につかないという問題になってしまいます。

そんな時に私が使ってみてよかった時間管理ツールをご紹介したいと思います。

 

ADHDを抱える私が使ってみてよかった時間管理ツール3選

ADHDは時間管理が苦手だと言われていますが、私は各種ツールを利用することで、時間管理ができるようになりました。

今日は私が普段使っている時間管理ツールをご紹介したいと思います。

①アナログ時計

特に壁掛け時計はアナログ時計一択です。

そして何よりアナログ時計でも音がカチカチ鳴らないものがマストです。

まず、なぜアナログ時計が有用なのかというと、パッと時計を見たときに図として理解しやすいという特徴があります。

例えばあなたは地図と土地勘を理解するときに、文字で覚えるのが得意なタイプですか?それとも映像で覚えるのが得意なタイプですか?

 

私は映像で覚えるのが得意なタイプなのですが、これはADHDは文字情報よりも視覚的な情報を処理しやすい傾向があります。

なのでアナログ時計であれば時間を理解することがわかりやすいのです。

 

②タイマーアプリ

時間管理はマストかもしれません。

自分のしなければいけないタスクがどれくらいの時間に終わらせなければいけないかを、ある程度設定する必要があります。

 

しかしここにも注意が必要です。

例えば一つ一つのタスクに対してタイマーを設定するのはやめましょう。

仕事に没頭することができれば、その作業の中においても比較的様々なタスクを併用することが可能です。

虫の目、鷹の目、ではありませんが、複数のことも処理することができるのもADHDの特徴です。

なので、没頭している中において、タイマーが逆に邪魔になってしまう可能性がありますので、おおよその作業時間で切らなければいけない時間でタイマーをセッティングすることが重要です。

 

③リマインダーアプリの利用

これは忘れ物予防として重要です。自分のタスクや予定については頭で覚えるということはやめておきましょう。

正直、覚えておくことは難しいです。

なぜならADHD特有の多動性により、様々な情報を処理してしまうという問題を抱えているため、いろんなものを覚えようとしてしまい、必要な情報が後に回ってしまう可能性があります。

それを思い出すのになかなか時間がかかる問題が生じますので、忘れてはいけないものについてはリマインダーアプリを利用するのがおすすめです。

私はApple iosにそのまま入っているリマインダーというツールを利用しています。

applewatchを併用することで、よりその管理が容易になるといっても過言ではありません。

特に毎週、毎月末対応しなければいけないタスクに関しては、こうしたツールを利用することがおすすめですよ。

 

④目覚まし時計

目覚まし時計は前述したように、アナログ時計を利用しましょう。

「iPhoneの目覚まし時計でいいじゃん」

と思ったあなたは、意外と起きれないですよね?

 

そうなんです。ADHDを抱える私としては携帯での目覚まし時計は意外と使えないのです。

それは手元においてしまうため、スヌーズが鳴ってもすぐ消して寝てしまうのです。

だからこそ、ベッドの足元などにおいて起きなければ止めれないようにしてしまうのがおすすめです。

 

ADHDの時間管理な治すことが可能です

ADHDは時間管理ができないから、というレッテルを貼られることは少なくありません。

私自身もそう自覚していましたが、こうしたツールを利用することで時間管理能力を改善させることは可能なのです。

ADHDを抱える私は、人とは違うこうした特性に対して、自分では仕方がないというあきらめもどこかにありました。

 

ADHDと診断されたことで、こうした問題に対して直面し正直精神的に落ち込んでしまうことが多々ありましたが、

それに直面してもなお、それをあきらめずに取り組むことが重要なのだと感じています。

障害を抱えることに対して、その対処法をしっかり考える、いわゆる障害受容というものがとても大切になるのです。

 

私のようにADHDを抱えている人は自己承認が弱い傾向にあります。その理由としては周りから人とは違うことを指摘されたり揶揄されたりと、精神的に弱い傾向にあるからです。

そのため自分自身の特性に対してしっかり向き合うこともせず、そこから目をそらすことが多いように思います。私自身がそうでしたから。

でもこうしたツールを利用することで、ADHDの時間管理能力を変えることは可能になるのです。

現に私は朝早起きすることができるようになりました。起きられない人は多いのでは?

もしこうした問題を抱えている人は、ぜひ今日のブログを参考にして自分の時間管理を徹底的に改善してみてはいかがでしょうか?

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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