継続・改善の工夫

朝が起きられなくて仕事を失いかけた自分が心掛けたこととは?

ADHDの人にとって、朝起きるのが苦手なのはよくある話です。

私も昔から朝が弱く、学生時代からいつもギリギリまで寝てしまい、遅刻寸前で慌てる生活をしていました。

その癖は社会人になっても治らず、朝の時間を有効に使えずに仕事がうまく進まなかったり、出勤時間に間に合わなかったりすることも度々ありました。

 

その結果、職場での信用を失い、解雇されそうになった経験もあります。

さすがにこのままではいけないと思い、生活を立て直すことを決意しました。

そこで私は、自分に合った朝の過ごし方や目覚め方を試行錯誤しながら見つけ、少しずつ習慣を変えていきました。

その結果、今では無理なく朝に起きられるようになり、遅刻もほとんどなくなりました。

今日は、そんな私がどのようにして朝に強くなれたのか、実体験を交えてお話ししたいと思います。同じ悩みを持つ方の参考になれば嬉しいです。

 

朝が起きれないことで仕事を失いかけたときの心境とは?

朝起きるのがつらい、しんどいと感じているのは、決して私だけではないと思います。

むしろ、多くの人が一度は「あと5分だけ…」と布団の中で葛藤した経験があるのではないでしょうか。

 

特に社会人になると、どれだけ眠くても、どれだけ疲れていても、仕事のために決められた時間に起きなければならないというプレッシャーがあります。

学生時代なら、最悪遅刻しても自分だけが困るだけで済みますが、社会に出るとそうはいきません。

遅刻が続けば上司や同僚に迷惑をかけ、信頼を失ってしまいます。

私自身も、何度も「今日は絶対に寝坊できない」と思いながらも、朝起きるのが本当に苦手で、目覚まし時計を何個もセットしたり、携帯のアラームを何回も鳴らしたりと、色々な方法を試しました。

しかし、結局は布団の中で二度寝してしまい、ギリギリに飛び起きて慌てて支度をするという毎日でした。

 

そうした状況が続くと、当然ながら心にも負担がかかります。

「自分はなんでこんなにだらしないんだろう」「どうして他の人みたいにすっと起きられないんだろう」と自分を責めるようになり、自己嫌悪に陥ってしまいます。

最初は「まあ仕方ない」と軽く考えていたものが、遅刻が続いて上司に叱られたり、同僚の目が冷たく感じられたりすると、どんどん自分に自信が持てなくなっていきます。

 

ただでさえ毎日働いて疲れているのに、朝起きるだけでこんなに苦しむなんて

とネガティブな気持ちばかりが募っていきました。

それでも生活のためには働かなければなりません。

 

自分の生活費を稼ぐのはもちろん、家族を養っている人もいるでしょうし、ローンの支払いがある人もいるでしょう。

どんなに気が進まなくても、結局は朝起きて仕事に行かないと生きていけないのが現実です。

私の場合も、何度か寝坊や遅刻を繰り返して上司から厳しく注意され、「次遅刻したらクビも考える」とまで言われてしまったことがありました。

そのときはさすがに「このままじゃ本当に仕事を失ってしまう」と危機感を覚え、どうにかして朝起きる習慣を身につけようと必死に方法を探しました。

 

最初は小さなことから始めました。寝る時間を少しだけ早めてみたり、寝室のカーテンを開けて自然光で目覚めやすくしたり、アラームを止めるには布団から出ないといけない位置に置いてみたり。

正直、すぐに劇的に変わったわけではありませんが、続けていくうちに少しずつ「朝が前よりも苦痛ではない」と感じるようになりました。

でも何かうまく起きれない日々が続いていました。

今でも朝が得意とは言えませんが、以前のように寝坊で信用を失うことはほとんどなくなりました。

朝がしんどいと感じている人は、きっと私と同じように「どうせ自分は変われない」と思ってしまうかもしれません。

でも、小さな工夫と少しの継続で、意外と状況は変わるものです。

無理をせず、自分に合った方法を見つけて、少しずつ習慣を変えていけたらいいのではないかと、私は自分の経験からそう思っています。

なので、今日は自分がやってみてよかった置き方をご紹介したいと思います。

朝が起きられないADHDの人は〇〇から始めよう

ADHDの人にとって、朝起きるのが苦手なのは、実は睡眠障害の一つとして知られています。

これは、ADHD特有の注意が散りやすい性質や衝動性、行動の切り替えが苦手なことが原因で、生活リズムや体内時計が乱れやすくなるためです。

その結果、夜に寝つきが悪くなったり、睡眠時間がズレ込んだりしてしまい、翌朝スムーズに起きるのが難しくなるのです。

このような特性から、ADHDの人は一般の人以上に朝の苦手さに悩まされやすいと言われています。

 

だからといって、近年ADHDの人が成人に多いからと知られていても、社会においてはそれはなかなか浸透していませんし理解も得られにくい状況にあります。

特に日本においてはそれは難しいでしょう。

だからこそ、それらの問題を解決して何とか社会になじんでいくことをしていかなければいけません。

 

私自身も朝の時間に弱くなかなか起きられなくて苦労しました。

しかし、夜の時間の使い方を工夫することや、寝る前にあることを利用することで起きられるようになったのです。

 

それは、夜のスマホ利用禁止と、寝る前のスマホ位置の変更です。

寝る前にどうしてもスマホを手元においておくと、それを見てしまうということで時間があっという間に過ぎてしまうということがありませんか?ADHDの人は特にこうしたことをしてしまうと衝動的にスマホを見てしまうという状況になります。そのためいつまでたっても寝れないということになるので、ぜひ手元にスマホを置かないようにしましょう。

 

そうすると、朝起きるときにアラームが鳴りますが、手元にスマホがないためわざわざ起きなければいけないのです。

ベッドから出て歩いた先でスマホが鳴るように設定してもいいかもしれませんね。

そうすることでベッドから出て動き始めることができますので、もしこうしたことで悩んでいる人はぜひ試してみてくださいね。

このブログであなたの生活が少しでも好転したら幸いです。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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