継続・改善の工夫

私がブログを書き続けられるようになった理由とは?

ADHDの私は、昔から「同じことを毎日続ける」というのがとても苦手でした。

ダイエットも、日記も、三日坊主どころか一日坊主で終わることもしばしば。

学生時代は宿題の提出を忘れるのは当たり前、締め切りを守れないこともしょっちゅうで、周りに迷惑をかけてばかりいました。

社会人になってからも、この特性は変わらず、毎日提出が必要な報告書や、ルーティン業務をつい後回しにしてしまい、上司に叱られることも少なくありませんでした。

「続けること」が自分には一番難しいと感じていたのです。

そんな私が、今では毎日ブログを書き続けられるようになりました。

もちろん、完璧にできているわけではありませんが、それでも「やらなきゃ」と思い詰めることなく、自然と手が動くようになってきたのです。

今日は、どうして苦手だった「続けること」ができるようになったのか、その理由をお伝えしたいと思います。同じ悩みを持つ方のヒントになれば幸いです。

 

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なぜADHDは継続することが困難なのか?

ADHDの人が「物事を継続すること」を苦手と感じるのには、脳の働きが深く関係しています。

単なる「意志の弱さ」や「怠けている」といった誤解を受けやすいですが、実際は神経伝達物質の働きや脳の構造的な特性が影響しているのです。

 

ADHDの脳では、ドーパミンという神経伝達物質の分泌が少ない、あるいは働きにくいという特徴があります。

ドーパミンは「やる気」や「快感」、さらには「報酬系」と呼ばれる脳の仕組みに関与しており、興味を持続させたりモチベーションを高めたりする働きをしています。

このドーパミンが十分に働かないと、たとえやりたいことがあっても、その気持ちを保ち続けることが難しくなります。

また、ADHDの人は「やろう」と思っても、その途中で注意が他に向いてしまうことがよくあります。

集中力を持続させるのが難しく、気づいたらスマホをいじっていたり、別のことに取りかかっていたりと、計画していた行動から簡単に逸れてしまうのです。

始める前にそのこと自体を忘れてしまう、ということも少なくありません。

さらに、「ワーキングメモリ」と呼ばれる脳の短期的な記憶を使う機能が弱い傾向があるため、

「やるべきことを頭にとどめておく」「手順を考えて進める」といった段取りが非常に苦手です。

このため、継続的なタスクや一連の作業の中で、どこまでやったか分からなくなったり、次に何をすればいいか混乱してしまうこともあります。

 

このように、「継続できない」という行動の背景には、脳の特性が密接に関わっています。

意志の力で何とかしようとしても、それだけではうまくいかないことが多く、自分を責めてしまうこともあります。

しかし、これは本人の努力不足ではなく、脳の機能の違いによるものなのです。

対処法を工夫したり、環境を整えたりすることで少しずつ改善することは可能です。

大切なのは、「続けられない自分」を責めるのではなく、「なぜ続かないのか」を理解し、その特性に合ったやり方を見つけていくことなのです。

 

毎日ブログを書き続けられるようになった理由とは?

しかし、そんな私も最近は毎日ブログを書き続けるということができるようになりました。

皆さんは自分がやるべきことをいつ対応していますか?

私は比較的日中時間があるときにやろうとしていました。

しかし私の特性上、優先順位の低いものは後回しにしてしまうというものがあります。

こうした場合は後回しにしたものは疲労感や今日やらなくてもいいかなと思ってしまう自分がおり、

後回しにして後日やろうとしてしまっていたのです。

そのため毎日続かず、結局毎日続けられなくて、自分に失望してやらなくなるという状況が続いていました。

 

しかしながら、毎朝起きてからやるようになってからは、比較的毎日書き続けられるようになったと思います。

 

朝対応すると、ほかにやることが無いので、毎日続けられるようになったのです。

ADHDの特性上、集中力が続かないという状況がありますので、

こうしたほかに気が取られないような状況で続けるということが、

私自身には合っているのではないかなと感じています。

 

でもなかなか朝が起きれないという問題も抱えていました。

そんな時は自分の夜の時間の使い方を変えるという工夫をしてみたところ

比較的朝起きることができるようになったのです。

ここで伝えたいことは、「自分が集中できる時間を自分で作り出す」

ということが重要だということです。

 

ADHDで継続できないと悩んでいるなら朝動こう

こうした朝時間はADHDの自分にとってはとても有用な時間だと感じています。

朝は自分のやりたいこと、やるべきことを集中して終わらせることのできる黄金時間であるといっても過言ではありません。

朝は仕事の連絡も多くなく、周りの雑音も少ないですし、家族の声掛けもテレビやラジオの雑音もありません。

こうした雑音が私自身の集中力をそいでしまう原因だと私は感じています。

 

おそらくこれを読んでくださっているあなたもこうしたことで悩んでいるのではないでしょうか?

であれば、ぜひ朝の時間を有用活用してみてください。

朝起きるのが苦手だと感じているのであれば、夜少し早く寝るだけでも、起きることは可能になります。

 

ところであなたは遠足や翌日旅行に行くとなったら、早起きすることはできませんか?

もしこうしたことで起きることができるのであれば、あなたは朝起きることが苦手なのではありません。

ただ単に起きるということに対してスイッチの入れ方を知らないだけなのです。

なぜならあなたはこうしたイベントごとの時にきちんと起きることができるのでしょう?

 

なのであれば、ぜひ普段あなた自身が楽しみにしていることや嬉しいこと、やりたいことなどを朝起きてからやってみてはいかがでしょうか?

そうするだけで朝しっかり起きることができますよ。

 

そうなれば後はこっちのものです。

普段夜にやっていた仕事や作業を2時間早く終わらせて、朝の時間に対応するようにしてみてください。

まずは1か月、試してみて!

もしあなたが何かを続けたいと考えているのであれば、

こうした朝の時間を有効活用してみてはいかがでしょうか?

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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