診断・受診に関する体験

言われたことがなぜできないのかといつも怒られているあなたへ

仕事をしていて、言われたことがなぜできないのかと怒られた経験はありませんか?

私は日常的にとてもよくあります。そのたびに、「なぜこんな簡単なことも覚えていないのか?」という感情に打ちひしがれることが多いです。

 

しかしながらこれだけはまず覚えておいてほしい。

ADHDのあなたには、覚えておくということはとても苦手だということを。

 

それはなぜなのか?

こういわれると、「いや、覚えられるわ」と否定したくなる気はよくわかります。

ですが、構造的に苦手なことの一つに上げられるのです。

今日はこうしたことについて解説してみたいと思います。

 

ADHDは覚えておくことが構造的に難しい理由について

 

ADHDは記憶障害を持っているというわけではありません。

衝撃的なことについては覚えておくことはできます。

しかしながら、日常的なタスクや、お願いされたようなことについては、

結構な頻度で忘れてしまうことが多くみられます。

 

それはワーキングメモリーが弱いと言われているのが原因です。

ワーキングメモリーとは、一時的な記憶を保持する能力のことで

即時記憶というものが苦手なのです。

特に注意欠如を持つADHDは、周囲の情報をうまく取り込めず、必要な情報を記憶することが難しいという特性を持っています。

 

だからこそ、自分自身の特性として覚えておくと、その対処法を考えることができるのです。

 

ADHDの物忘れを解消するための方法とは?

だからと言って、仕事ができないというわけではありません。

物忘れをしやすいのであれば、その対処法をするために必要なことをを考えればいいのです。

よくある対処法としてはメモを活用するということが上げられます。

記憶を頼るのではなく、メモ帳やデジタルツールを利用することで物忘れを対処するようにしていきましょう。

 

私がおすすめするのはデスク周りであればポストイットでPCの横に貼っておくということが一番効果的です。

他には私は手帳を利用します。手書きで自分で書いたものに関しては比較的覚えて置けるように思います。

 

携帯のリマインド機能も比較的利用しています。ですが私はリマインド機能で日常的にタスクが上がってくると混乱するため、習慣的に忘れてはいけないものだけは登録するようにしています。

 

この方法については人によって効果的な内容は変わりますので

自分自身が何がいいのかをぜひ探してみてくださいね。

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