診断・受診に関する体験

ADHDとは思いたくない自分の自己否定について

今まで何不自由なく生活してきた自分としては、ADHDと診断されたことに戸惑いを隠せませんでした。

日常生活に特に問題なく生活できてきましたし、少ないながらも友達もいました。

確かに人とは違う感覚はありましたが、そう変な感じもなく、自分は普通だと感じていました。

しかし社会人になって、仕事を進めていく中で、

  • 忘れ物が多かったり
  • 嘘をついていたり
  • 精神的に追い込まれたときに言葉に詰まったり
  • 一つの仕事が集中してできなかったり
  • 考えが多方面に飛んでいたり

と様々な問題を抱えていることを自覚するようになりました。

そんな時に友人の一言で精神科を受診して

今まで自分が普通だと思っていたことが、一つの発達障害だと診断されたとき

自分は一つの障害を抱えていたのかと驚きを隠せなかったのを覚えています。

その後の自分について、今日は振り返ってみたいと思います。

 

ADHDと診断されたとき自分はどのように思ったのか?

ADHDと診断されたことで、今まで自分は普通だと思っていたのに

一つの発達障害であることを自覚させられました。

しかし普通に生活できている事実に、それを受け入れることはなかなか難しく

「いや、そうはいっても普通に生活できてるしな」

という思いが少なからずありました。

 

しかし、そこは自分も気になるところであり、徐々にではありますがADHDの特徴を調べていく中で

その症状が自分自身の行動に当てはまることを知っていくと、

「あれ?もしかして自分はADHDなのかもしれない」

と感じるようになってきたのです。

 

  • 一つの作業に集中して取り組むことができず、作業中も別のことを考えてしまいその作業に集中するのにまた時間がかかってしまうこと
  • 忘れ物が多く、タスク管理や持参物を忘れてしまうなどのミスが多いこと
  • 突発的に発言していまい、なかなか自分の考えをまとめることができないこと
  • 人と良好な関係をなかなかうまく築けないこと

など、様々な問題を振り返ることで症状が当てはまることがわかりました。

ADHDと診断されてからの自分の変化について

今まで何不自由なく生活していたと思っていた自分が、ADHDと診断されたことで変わったこととは何か?

それを考えたときに、自分の特性をまず理解しようと、ADHDについて調べることから始めました。

確かにADHDは発達障害の一つとして知られており、SNS上では悲観的な発言などがとても多発しており

自分も障害を抱える人間の一つだと自覚させられました。

 

しかし私は家族もおり、自分の仕事も持っているため、そうはいっても守るものが多数存在しているため

悲観的な考えを持ってる暇はありませんでした。

  • どうすれば生きていけるか?
  • どうすれば社会人としてやっていけるのか
  • どうすれば稼げるのか?
  • どうすれば少しでも自分の特性を活かせるのか?

こうしたことを考えていくことが重要だと考えるようになりました。

 

ADHDは確かに不注意で落ち着きがなく、衝動的に行動してしまうという特性があり

人とは違う状態を抱えています。

しかしながら、それが優位に働く場面もあるということを知るだけでも、自分自身の心が軽くなるということが分かったのです。

確かにADHDは発達障害の一つかもしれない。

それは裏を返せば、別のパラメーターが飛び出ているからこそ、ほかのパラメーターの伸び率が小さくなっているのではないでしょうか?

 

これからの時代において求められるのは協調性ではなく、飛び出た才能をいかに活かして生きていくかということです。

そのあなたの才能を見つけ、活かしていくための考え方や心の持ち方を、本ブログでは皆様に伝えていければと感じています。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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